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ドウェイン・ジョンソン

ハリウッドの映画俳優 ドウェイン・ジョンソンと言えば、言わずと知れたWWEの
スーパースター、ザ・ロック様です。
というか、世間ではヒット作にも駄作にも出る、イマイチ垢抜けない俳優としての
知名度が高いかも知れません。
DOOMの映画にも出てたもんなー。

かくいう私も、映画俳優としてのドウェイン・ジョンソンには、概ねそんな印象でした。
ロック様、ゴメン・・・( ̄▽ ̄;)


ところがCSで観た映画『ファースター 怒りの銃弾』では、その印象を改めました。
まあ単純に言えば、銀行強盗をした男が誰かにハメられて、兄貴は殺され自分は
10年間ムショ入り。
出所して自分と兄貴をハメた犯人を捜し出し復讐するというお話。

まあありがちなネタではありますが、この映画のシナリオが非常に良く出来てます。
そして復讐をする主人公(ドウェイン)を追う一人の警官と、主人公に命を狙われる
側が雇った殺し屋という、三者三様の立ち位置を切り換えながら、復讐劇は完遂
されるのか?というドラマが展開され、その中でドウェインが見せる心の葛藤が
今までの彼の映画とは違った趣で映し出されています。

いや、ロック様は元々WWEでも他の映画でも、恐らく似たような演技を心掛け
演じていたのでしょう。
けれどそれが映画に活きて、観客に訴えかける迄には少し足り無いというのが
今までの印象でした。

この映画では今まであった「あ、ロック様だ!」という個人のパーソナリティーを、
役者ドウェイン・ジョンソンの演技が完全に上回って、初めて「俳優」として印象に
強く残りました。


まあこれはあくまでも個人的感想であり、特に私個人がドウェイン・ジョンソンを
先にWWEのスーパースター「ザ・ロック」として認識してるからこその先入観が
あるというのが原因でもあります。

ただ、ドウェインの映画は結構CSに回ってくるというか、ゲットスマートやウイッチ
マウンテンや、センター・オブ・ジ・アース2なんかは、もう何度放送したか知れない
くらいによく目にしています(;^_^A

しかし今回観た「ファースター 怒りの銃弾」については、使い古された題材ながら
良く出来た映画ですし、ドウェイン・ジョンソンの主演映画の中でも非常に演技が
作品にマッチしている良作だと感じました。


いやー、やっぱり役者って作品に恵まれないと、なかなか光らないものですねえ。
ちょっとだけ役者・ドウェイン・ジョンソンに期待してみたくなりました( ̄▽ ̄)
この映画もBD欲しいなあ。
by onikibi | 2014-02-07 03:08 | Comments(0)

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