WEC第2戦 スパ
結果は開幕戦で優勝したトヨタTS040 8号車が2連勝、アウディR18クワトロが
2位に入りました。
3位はトヨタの7号車が入り、今回予選でポールを穫ったポルシェ919は4位に
入りました。
いや~、まさかトヨタの8号車が2連勝するとは・・・
今回のスパは開幕戦のシルバーストーンとは打って変わってドライレース。
むしろスパ・ウェザーで有名なスパですから、こちらの方が天候変化に見舞われ
る事が多いのですが。
そして完全ドライのスピードレースで、トヨタが盤石の勝利を収めたのは大きい
ですね。
次の台3戦はいよいよル・マンですから、今回のスパの結果はかなり重要です。
基本的にマシンのポテンシャルに関してトヨタは、間違いなく優勝を争える車を
持っていると言えるでしょう。
ただ謎なのが全く同じ車であるはずの7号車が安定しないという事。
何か原因があるのでしょうけど、それが今のところ何なのか、トヨタの数少ない
不安要素といえばそこでしょうかね。
取り敢えず昨夜の中継も面白かったです。
F1より遥かに長い6時間の長距離レースなのに、F1より退屈しなくて見所が
結構あるWECの今年のレースは、予想以上に楽しいレースですね。
去年までの圧倒的王者のアウディに対抗するのが、少し落ちるトヨタだけという
構図から、ポルシェが復帰して3メーカー揃い踏みでのコンペティションという
状態になった事が、面白さを一気に加速させた気がします。
しかし開幕戦のシルバーストーンに続いて、スパのポディウムにも君が代が
流れるのを聞くのはいいものですね。
さあ、いよいよ次は伝統のル・マン24時間レースだ。