ぴすとんのタワゴト

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ニュルもアウディが勝利

いやあ、”偉大なる草レース”と称されるニュルブリンク24時間レース、初の国内
テレビ中継は面白かったですね。
ゴール間際は熱でクラクラしてましたが、それでも感動のゴールは見れました。

総合優勝はアウディR8 先週のル・マン24時間レースに続いてアウディは耐久
24時間レースを連勝しました。
アウディ強い!
そして24時間レースの勝利を狙うなら、最低でも3台以上のワークス体制が無いと、
いついかなる時にアクシデントに見舞われるか・・・
先週のル・マンと今週のニュルでそれがよく分かるサバイバル・レースでしたね。

特にニュルブルクリンクの北コースは、40年くらい前から時が止まったかのような、
今の国際レース規格のサーキットからは及びもつかない、苛酷なコースでしたね。
私も過去グランツーリスモのゲームで、ニュルの苛酷さはゲームといえど思い知ら
された経験がありますけど、実際ここで24時間レースをするというのは正気の沙汰
ではありませんね(;^ω^)

解説に来た現役レーサーの方々も、ル・マンはいいけどニュルを走るのは大変と、
口を揃えて仰っておられたのが印象的でした。


それにしても序盤からクラッシュの連続で、息を付く間も無いとは正にこの事。
序盤圧倒的速さを見せて、こりゃ反則だろう?と思っていたマクラーレンMP4-12Cが
早々にリタイアしたのを見ても、このコースでのレースは半端ないストレスが、
車とドライバーに掛かってるんだなあと実感します。


最後はGAZOOレーシングのトヨタが、各クラスに出場した3台ともにクラス優勝を
遂げて、見事な結果を出してくれました。
最後に再びモリゾウが48号車のLFAで走ってゴールとか、粋な演出がチーム全員の
好意で行われたというのは、見ていて微笑ましいものがありました。

GT-Rを3台持ち込んで総合優勝を狙った日産は、残念ながら序盤で80号車がぶつけ
られるアクシデントで後退。
30号車も夜間走行でクラッシュ、リタイアするという残念な結果に。
現地に入って突然の燃料タンク制限を受けるなど、スタート前から不利な状況では
ありましたが、それでも24号車が総合15位に食い込んで、来年に雪辱を期する事に
なりました。

クラス優勝を狙ってスバルが送り込んだ、新型WRX STIも、接触からフロントの
ドライブシャフトとデフを交換するという荒療治の末、なんとかクラス4位でゴール。
序盤アウディTTを交わして首位を走っていただけに、こちらも残念な結果になって
しまいました。

マツダもロードスターで参戦していましたが、こちらもリタイアに終わっています。



とまあ、日本勢全てが順風満帆とは行きませんでしたが、雨の多いニュルでずっと
ドライの激しいレースが展開された今年の24時間レースは、素晴らしい盛り上がり
を見せてくれました。

終盤ドアが取れてしまったポルシェが、そのまま走っていたのにも驚きました。
普通危険とみなされてオレンジボールかブラックフラッグですよね~。
ニュルでは日本の、いや、FIA国際レースの常識が通用しない、正に偉大なる
草レースなんだと痛感されられました。

こんなコースで鍛えて行けば、素晴らしい自動車が出来るだろうなと、同時に
感じました。


あー面白かった。
J-SPORTにはこれからも毎年ニュルブルクリンク24時間レースの中継を続けて
行って欲しいと切に願います。


あ、熱は下がりました(;´∀`)
レースを見終わった後には39度違い熱が出てたけど、アイスノンで頭を冷やして
寝てたら朝には平熱近くまで下がりました。
関節はバッキバキに痛いですけどね(^_^;)
体のダルさはまあしょうがないとして、明日には通常通りに戻っていそうです。
長引く様子じゃなくて、良かった良かった。
by onikibi | 2014-06-23 19:56 | Comments(0)

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