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アロンソ開幕戦欠場…

ガーン!!Σ( ̄□ ̄;)
バルセロナ・テストのクラッシュで脳震盪を起こしたアロンソは、セカンド・インパクト
シンドロームの懸念から、医師から開幕戦への出場を止められたそうです。

当初はマシンにもダメージは無く、テレメトリーデータからも100kmを超える程度の
「コース上においては遅い」速度での衝突と発表されていましたが、実際アロンソの
受けたダメージは脳震盪を引き起こすに十分な衝撃だったようで、その後アロンソは
2日の安静を保った経過観察入院となりました。

脳震盪は体を激しくゆすられて、首が前後する衝撃でも起きるという事が最近では
分かって来ました。
なので現在では、子供の体を激しくゆする行為は危険であるとされています。

アロンソのクラッシュも「サーキットでは遅い」というだけで、100kmを超える速度で
ウォールに当たった上に、マシンが壊れていないというのが問題でした。

F1は衝撃を受けた時に車体が壊れる事で、ドライバーに掛かる負担を和らげる構造です。
壊れないという事は、すなわちそのまま受けた衝撃はドライバーに掛かる訳でして、
今は頚椎を守るHANSという保護デバイスを装着しているとはいえ、視界を確保して
レースと安全確認が出来るぐらい首の動く範囲はありますから、クラッシュの時に
アロンソは脳震盪を起こすには十分なくらい頭をシェイクされたものと推察出来ます。


今回のクラッシュではマクラーレン側の情報統制と共に、テスト中の車載カラメラ映像が
撮影・記録されていない可能性があるという事も問題でした。
テストでも事故は起きるものですから、FIAも今後はテストを含めたF1の走行中は常に
車載カメラの録画を義務付ける方向で、ルールを改正を行う可能性が報道されています。

私もドライバーの安全向上の為、この走行中のオンボード映像記録義務は早急にルールで
義務付けして頂きたいと思います。


そうかー、開幕戦はアロンソが走らないのかー・・・残念でなりませんが、本人の体の
安全が一番ですから、医師から出走のOKを貰うまではしっかり体を治して欲しいと
思います。


ちょっとテンションは下がりましたが、それでも開幕戦の期待値は変わりません。
今年はメルセデス・グランプリにならないよう、他チームも他のエンジンメーカーも
頑張って欲しいですね。
ホンダは焦らずエンジン開発を行って、しっかりと強いエンジンを作って貰いたいです。
早く上位争いが出来るならそれに越した事はありませんが、まだ慌てる時間じゃない
と思ってます(;´∀`)
頑張れホンダ!!
by onikibi | 2015-03-04 13:05 | Comments(0)

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