私も見たい
昨日円谷プロから公開された映像ですが、公式発表らしいものもなく、どうやらその
意図するところは伏せてあるようです。
新作映画のパイロットフィルムなのか、今後作りたいという技術的アピールなのか、
何かのプロジェクトとしての宣伝なのか、今現在ではまだ分かりません。
しかし見てワクワクする映像である事は確かです。
CGのウルトラマンが、ウルトラマンのスーツではなく、宇宙人の肌として体の
表面が描写されてるところが興味深いです。
一見すると凄い!・・・を通り越してキモい!!というレベルに近いですが、
どうせやるならここまでやろう!という製作者の意気込みが伝わって来ます。
怪獣の表現もこだわりが見えます。
最近のハリウッドで多い、凄いCGだけど色合いやディテールが日本の怪獣とは
かけ離れた所で統一されたイメージに対して、「違うんだ、怪獣はこうなんだ!」
と言わんばかりの、日本的な怪獣に対する強いメッセージが感じられます。
もしこれを映画でやるなら、ぜひとも観てみたいと思いました。
最後の「7.7」が、まるで映画の公開日を表すように見えるのも、映画の予告っぽい
印象を強めています。
実際のところ月日とすれば7月7日の七夕に読めてしまうので、このムービーが
公開された日付とも違います。
あるいは、単に七夕に公開する予定で作ったけれど、諸般の事情で公開日が
ズレてしまったのかも知れませんが・・・
それも含めて全てが謎です(;´∀`)
それでも、完全に巨大宇宙人と化したウルトラマンを見てみたい、と思わせるに
十分な映像ではありました。
勿論映画になれば、人間ドラマの部分が大半になりますので、そこがダメなら
いくら凄い映像でもダメでしょうけど。
果たしてこの映像の意図は何なのか、今後の円谷プロの発表を待ちたいと
思います。