ぴすとんのタワゴト

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温泉が似合う火野正平

「とうちゃこ!」の掛け声でお馴染みの「ニッポン縦断こころ旅」
最初は「ここ最近は鉄道と自転車の番組が増えたなあ」程度にしか思ってなかった
番組の一つです(^_^;)

今日放送のとうちゃこ版を見てたら、宮崎県えびの市にある温泉を尋ねる旅。
最後は手紙にあった湯治場の「亀の湯」に入って、お湯に浸かってお手紙を
読んでいたのですが、温泉に入ってくつろぐ火野さんの姿が様になっていて
妙に面白かったです。




10代の頃からNHKのドキュメンタリーや紀行番組が好きで、熱心に見るでもなく、
しかし気がつけば見ていたという事が多い私ですが、最初はこの番組もあんまり
好きではありませんでした(スタッフと火野正平さん、ごめん)

しかし時々、お昼前のBSでやってる放送や、シーズンオフにまとめてやる蔵出しを
見てる内に、だんだんと馴染んで来て見るようになりました。
私が自転車好きというのもあるでしょうが、あれこれと語らないで、お手紙の目的地を
目指して、比較的黙々と自転車を漕ぎ続ける静かな番組が、なんだか見てる内に
だんだん心地よくなって来ました(;´∀`)



目的地の最寄り駅まで輪行して、そこから自転車でひたすら走るだけという地味な
番組なのですが、自転車で風を切る音とも共に、訪れる各地の町や山や海の音が
聞こえるのが非常に良いです。

一種の環境ビデオに近いものがあるのかも知れません。

旅人である火野正平さんも、個人的には時代劇で見たあの人?って程度の認識
しかなかったもので、文句タラタラ息切れ切れで自転車をこぐ姿に、なんだか妙に
親近感が湧いて来ます。

過去の蔵出し版を見てたら火野正平さんは「ドラマの仕事もしたいんだけどなあ」と
ボヤいてたのに、最近ではすっかり「自転車のおじさん」と自ら発言するようになって、
火野さん自身がこの番組を続けて多くの人と出会いふれあい、少しずつ変化して行く
様子が見て取れ面白かったりします。


決して人様にお勧めするような番組ではありませんが、なんだか見てるだけで
ホッとするような番組です。
いつの間にやら定期視聴、というパターンが多い私ですが、この番組も末永く
続いてくれたらと思います。
by onikibi | 2015-11-20 20:07 | Comments(0)

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