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劇場版・艦これ

※注・ネタバレあり※
























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という訳で新年2発目は「劇場版・艦これ」

私、不詳ながらゲームの艦これは一切触れたことが無く、テレビアニメも見たことが
ありません(;^ω^)
そんなワタクシですが、「むしろテレビ版を知らない方が楽しめるかも」と言われて
昨日ポッピンQを観た勢いで劇場へ行って参りました。


こちらもお正月効果なのか、聞いてた話よりは結構お客さんが入ってました。

そして全く艦これを知らない私が見ても、全然悩むことも分からなくて置いてけぼりに
なる事もなく、最後のクライマックスまで一気に画面に集中して観れました。

むしろグダグダと説明が無くても、見てたら一体何が起きてどうしようとしてるのか、
「艦これ」に対する理解は進まなくとも、映画の話に対する理解は十分出来ましたね。
この点に関しては、むしろポッピンQよりもよく出来てました。
下手に親切心を出して説明の為の場面を入れると、話の流れが止まりテンポが悪くなる
というのは、実は往々にしてある事です(これは映画に限りませんが)


劇場版・艦これに関しては、この余計な説明を入れないでお話を進める事を優先した
作りが、私には非常に肌に合っていました。
お陰で話をしっかりと追いかける事が出来て、艦これを知らなくとも置いてけぼりに
なることはありませんでした。
お話の流れの中で、映画に関する必要な情報はちゃんと描かれていましたし。


クライマックスのアイアン・ボトム・サウンド中枢での戦闘で、吹雪を最深部へと
向かわせる為に大和が盾になったシーンでは、不覚にも涙が溢れて来ました。
そもそも艦これ知らない私からすれば、冒頭のショートランド泊地で大和さんが
ケータリング・サービスをしてる時点で噴きました。あれはズルい(;^ω^)
時々ハイニーソが左右逆になってるのもご愛敬、結構大和が好きになりました。


そして敵の成り立ちもさることながら、深海棲艦のデザインが結構グロい事も、
元は艦むすであったという事実が明かされて、余計に不憫というか不気味さが
増しましたね。

ありきたりと言われそうなラストだからこそ、クライマックスの盛り上がりは艦これを
知らない私にはグッと来るものがありました。
お陰でクライマックス後のラストシーンも、混乱する事なくすんなり受け入れる事が
出来ました。


艦これ・劇場版も見て損な映画ではありませんでしたね。
知らなくても楽しめたというのが、最大の収穫でした。

あるがままを受け入れて、それでもなお理解出来ない、面白さが伝わって来ない
というのならば、それは自分に合わない物だと悟るようにしてます(;´∀`)
そういう意味では私には楽しめた作品でした。


後、何気にこの艦これの世界って、ポストアポカリプス感が地味に色濃く漂って
いますよね(^_^;)
そういう事を作中で一切語らないからこそ、見てるこっちが勝手に連想してしまう
独特な空気が、確かにこの映画の世界には佇んでいます。
戦争で沈んだ艦の魂が「艦むす」という形で蘇ってるとしたら、実にクレイジーな
世界なのですが、人の姿をしたものが艦むすたちしか居ないというのも、冷静に
考えたら背筋に悪寒が走ります。

何かね、アドベンチャータイムと似た空気を感じてしまったのですよ、私(;^ω^)
この艦これの世界って、案外嫌いじゃないです。




劇場版・艦これ_c0058052_02214202.jpg
因みに劇場内で、突然隣にやって来た若者が「今回の入場特典を、以前の特典か
私が持ってる艦むすカードでお好きな物と交換してくれませんか?」と
頼み込んで来ました。
まだ上映前だったし、艦これ自体やってない私は「欲しいなら差し上げますよと
言ったのですが、交換しないと申し訳ないと言うので「じゃあ貴方が要らない
余ってるカードでいいですよ」と言ったら、軽巡・龍田のカードをくれました。

これもまた何かの縁、映画の記念に取っておこうと思います(;´∀`)



さあて、ここまでローグ・ワンを外して来た私。
いよい明日は本丸に行っちゃうかー?(*´ω`*)
by onikibi | 2017-01-03 02:34 | Comments(0)

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