ワンダーウーマン
今朝9時の上映回に行って来ました。
夏休み最終日とあって、劇場内は親子連れが目立ちましたが、ほぼ全部が
ポケモンへ(^_^;)
私は悠々とワンダーウーマンが上映されるスクリーン5へ。
そして予告ではジャスティスリーグの日本上映が告知されていました。
なんかバットマンがコミカルでトラブルの纏め役みたいな感じですが、
もしかするとDCコミック版ジャスティスリーグの世界では、こちらが
バットマン本来の姿なのかも知れません(;^ω^)
まあジャスティスリーグも映画を観てからですね。
で、本題のワンダーウーマンですが、結論から申しますとこれ…
連合国軍のスパイ、スティーブ・トレバーの映画ですよね(^_^;)
コミックのスーパーヒーローが、歴史の中で過去の戦争で活躍した
という話は色々あるので、今回のワンダーウーマンではどういう風に
彼女を歴史に溶け込ませるのかと思っていたのですが、予想以上に
男たちの映画でびっくり。
戦争という、個人ではどうしようも無い流れに巻き込まれ、それでも
自分の信じる新年と理想を胸に、前向きに生きる者たちが命を燃やし
戦うドラマでしたねえ。
最初に出てくる古ぼけた写真の意味が分かる頃には、私はボロボロと
涙を零してました(T_T)
神の力を持つワンダーウーマンと一緒に戦う、脆く儚いたった一つの
命を掛けるスティーブたちの、なんと眩しい事か。
銃弾や砲弾の嵐を物ともしないダイアナ(ワンダーウーマン)が強く美しく
描かれれば描かれるほど、生身の兵士たちがより輝いて映りました。
今回の映画のヒーローは間違いなくスティーブです。
スーパーパワーも無く、不老不死でも無く、心は常に自分の弱さと戦う
スティーブこそが、今作品のヒーローでした。
彼の姿を見て、彼の死を経て、ダイアナはワンダーウーマンになるという
映画だったのだと思います。
とか思いながら調べてみると、監督は女性の方だったんですね。
泥臭い男どもが魅力的に描かれていて良かったです。