ザウバーC31
発表されましたね、ザウバーC31。
そしてレッドブルRB8にトロロッソSTR7も。
ここまでマクラーレン以外は全て段差付きのカモノハシノーズ。
もちろん王者レッドブルも例外ではありません(;^_^A
それにしても初見の印象から細部を見渡すと、意外に攻めたデザインになってるのが
ザウバーC31。
リヤの落とし込みも凄いけど(これはフェラーリ製ギヤボックスのお陰)それ以上に
リヤエンドのフロア周辺の空間を大きく取って来た発想に感心しました。
去年ドライブシャフトが逆ハの字になるくらいギヤボックスを低くしたウィリアムズ
とは対照的。
フロアからディフューザーに流れる気流を改善する方向で攻めてくるとは・・・
それを端的に表してるのが、リヤウイングの支柱。
本来はギヤボックスの上に直付けするんですが、ロワウイング下側の空気の流れを
スムーズにする為に、GTカーでやってるような逆Uの字型のアームで吊り下げてます。
スワンネック形状のステーと呼ばれてるやつですね。
こんなアプローチをF1に持ち込むとは、なかなか野心的じゃないですか!(・∀・)
ノーズの段差ばかりに気を取られていると、結構色んなところで攻めているのを
見落としそうになりますね。
排気をエネルギーを使ったブローディフューザーが禁止されたので、各チームとも
一番力を入れているのはリヤエンドのダウンフォース確保でしょうから、段差の付いたノーズばかりを眺めている場合じゃありませんね(;^_^A
もしかして去年より期待してもいいのだろうかザウバー?
まあ走る前からこんな期待をしてもアレですが。
逆にレッドブルはノーズの処理に目を瞑れば、意外と去年の車と変わらないデザイン
だったりします。
まあ去年の王者なので、コンセプトを急激に変える必要はありませんからね。
それでもエグゾーズト・ブローイングを禁止されて一番ダメージを受けてるのは
他ならぬレッドブルでしょうから、どうやって失った魔法の靴を取り戻すのか?
興味は尽きません。
そしてトロロッソ、ここも去年導入したダブルデッカー式サイドポッドは健在です。
こちらもほぼキープコンセプト、もちろんノーズは規定一杯の段付きですが。
トロロッソも失ったリヤのダウンフォースをどうやって取り戻すのか、これから
テストを通じて色々見えて来ることでしょう。
ともかくレッドブルは詳細画像が早く手元に欲しいですね。
ザウバーは結構ネットに上がってるから手に入ったんだけど(;´∀`)
ふふふ、テスト開始までに色々眺めて分析する至福の時間だぜえ。
実際テストが始まるとどんどん空力パーツが追加されて変わっちゃうしね。
ローンチのデザインをじっくり眺めてアレコレ妄想するのは今だけの楽しみなのだ。
さて、明日はいよいよテスト開始だ。