ぴすとんのタワゴト

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水素燃料電池車

ホンダがトヨタに続いて、水素燃料電池車を発売することになりました。
クラリティ フューエル セルと名付けられたこのモデルは、トヨタとは対照的に
低くスタイリッシュな、いかにもホンダらしいデザインに仕上がってます。

これで日本は世界に先駆けて、水素燃料を用いた未来の車を複数送り出す
ことになりました。
クラリティ フューエル セルも早く町中を走る姿を見てみたいものです。


という訳で、実は先日初めて町中を走る数磯燃料電池車・MIRAIを見ました。
ちょうど交差点を抜けて加速していくところだったので、エンジン音とは違う
ブォーンという、独特のタービン音を響かせて走り去りました。

その姿と音は、ハイブリッドや電動自動車とは全く違い、まるで内燃機関を
搭載している車に近い吹き上がり音を轟かせていて、ちょっと驚きました。

水素を水と電気に分解し、その電気でモーターを回す燃料電池システムで
走る以上は、中身は電気自動車と同じハズなのですが、その為に空気を
システムに送り込む為のファンが回り、その音がまるでエンジンを吹かす
かのような唸りを上げているそうです。

なるほど、まるで内燃機関やターボのような加速とともに唸りを上げる
あの独特の音は、空気をセルに送るファンの音だったんですね。
でもガソリンエンジンを積むハイブリッドよりも、フューエルセルを積んだ
車の方がエンジン音っぽいというのは面白かったです。


これなら街中を走っていても、気づかない人は普通の車と思うかも知れません。
まだまだインフラ整備の問題もあって、一般向けとは程遠い未来の車では
ありますが、ホンダのクラリティ フューエル セルの発売で、徐々に台数も
増えていくことでしょう。
自動車は電気にハイブリッドに燃料電池と、様々な選択肢が増えて来て、
着実に未来に向かってる気がします。

内燃機関大好きな私ですが、新しい未来の技術はやっぱりワクワクしますね。
by onikibi | 2015-10-28 22:42 | Comments(0)

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