ぴすとんのタワゴト

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今後は引き止め工作も?

携帯各社は総務省の月額利用料引き下げの申し入れに従い、データ通信量の少ない
利用者向けにやや安い月額データ通信料金のサービスを発表しました。
それに伴ないというか、引き下げに先駆けてというか、2月から各社とも「0円販売」と呼ばれる
キャッシュバックや新規及びMNP(番号ポータビリティ)による引っ越しに際し優遇して来た
本体価格の割引を廃止しました。

これまではキャリア引っ越しの割引を目当てに、0円で新しい端末を手に入れるというのが
半ば常識と化していた現状がありました。
今後はいかにして新規や引っ越しユーザーの獲得を目指すのかが、各キャリアに問われる
課題となりそうな予感がします。


かくいう私も、MNPの優遇措置で2年間限定で毎月データ通信の割引を受けていたのですが、
それが今年の6月いっぱいで満了する事になります。
なので前からブログにも書いていた通り、2年の契約満了を待って格安SIMに引っ越す算段を
契約したその日から虎視眈々と練っておりました(;^ω^)


そうしたらワイモバイルから、2年限定の割引を受けている現状のサービスを、更に2年間
延長致しますというお達しが届きました。

本来なら税抜きで月額4700円かかるデータ通信量を、引き続き月額2762円(税抜)で継続
利用が出来るというサービスです。


スマホのデータ利用がメインの客は、確かに割引が無くなって月額データ通信料金が高く
なれば、新設されたデータ通信量が1GBに制限される安いコースに切り替えるのではなく、
格安SIMへの転出を考えますからね。

なにせ格安SIMの方がデータ通信量が多い上に月額料金が安く、2年縛りも無いですから。



そこで、割引の適用が無くなって出て行く客の引き止め作として、今まで通りの安い料金で
更に2年間の契約延長が出来るサービスを打ち出したのだと思います。


なるほど、これは既存ユーザーにありがたいサービスと言えるでしょう。
スマホのデータ通信が少ないユーザーや携帯契約のユーザーは、新しい料金制度で残って
くれるかも知れませんが、データ通信料金を引き下げたいユーザーや、自己責任で安い
維持費に切り替えたいユーザーは、3大携帯キャリア間の移動から格安SIMへの切り替えに
シフトして行く可能性が大いにあります。

今後は既存スマホユーザーの繋ぎ止めにも、各社が知恵を凝らして行くんでしょうね。



因みに今回の料金改定に伴って、ワイモバイルでは吸収合併していたWILLCOMが行っていた
「もう1台月額基本料金無料キャンペーン」のスマホへの適用をを廃止するそうなので、
やっぱり私は解約する予定です(;^ω^)
by onikibi | 2016-02-03 00:15 | Comments(0)

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