ハロ?ハロー?
搭載されてテストが行われました。
今日のバルセロナF1テストで、キミ・ライコネンのフェラーリに装着。
インスタレーションを行い、レギュラーのF1ドライバーとマシンでの感触を確かめた
模様です。
※詳細は下記サイトを参照※
キミ・ライコネン、“ハロー”型の頭部保護システムを実車テスト
FIAとメルセデスが開発を行い、2017年にはF1マシンに装着する事を目指している
そうです。
オープン・コクピットが車両規定の根幹を成すシングルシーター・フォーミュラでは
ボディの外に出たドライバーの頭部保護が以前から問題になっていました。
車体の安全性が飛躍的に進むに連れて、頭部の保護は最終的にヘルメットに頼る
事になる為に、相対的に頭部損傷の死亡事故が際立つ結果となりました。
F1では2014年のジュール・ビアンキの事故が、最近では記憶に新しいと思います。
インディーカーでは昨年、ジャスティン・ウィルソンが先行者の事故で飛んで来た
破片を頭部に受けて亡くなっています。
下位カテゴリーのフォーミュラーでも、頭部への飛翔物で死亡事故は起きていて、
今のF1では再優先で進められている安全対策と言えます。
・・・しかしこのいかにも「安全バー」然としたHALO、思った以上に厳ついですね。
視界にも配慮されてるとは思いますが、前方斜め上の視界は300kmで走ると
ほぼ無いに等しいのでは?と心配になります。
まあ安全には変えられませんけどね。
今後どうなるのか、2017年までにはもう少し洗練されたデザインになるのか
どうかは分かりませんが、ドライバーの意見も取り入れて改良して欲しいと
思います。
何よりレースで人が死ぬのはゴメンです。
何事も安全第一、後はレースが面白くなれば言うことはありません(;^ω^)
もう今月の20日には、2016年度のF1GP開幕戦・決勝スタートです。
果たして今年はどんな展開になるのか楽しみでなりません(*^^*)
ジャスティンがポコノで亡くなったアクシデントを考えたら、マッサは本当によく助かったなぁ…と感じます。
頭部保護の結果、コックピットからの脱出・外部からの救出作業に支障が出てもダメだし、形状を含めて色々と課題ですね。
711(721でした?)のお盆型フロントウィングとか、アイフェラント・マーチのコックピット前にバックミラーとか(^_^;)