ぴすとんのタワゴト

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マドリードの人情食堂

前回のグダグダなスペシャルを経て遂に始まりました、世界入りにくい居酒屋 3rdシーズン!
今回のマドリードは予告を見る限り、過剰なサービスでたらふく食わせる豪快なお店という
イメージでしたが、どっこい!
まさかこの番組でジーンと胸が熱くなり涙ぐむとは思いませんでしたよ!
俺の涙腺が弱いだけだけどな(;^_^A

いやいや、最初に朝店に入った時に、床に散らかったナプキンを見た時は
「また初っ端からキッツイ店が来たな・・・」
と思っていたんですけどね(;^ω^)


マドリードと言えばスペインの首都、中心街から外れた演劇学校や語学学校が立ち並ぶ
お店の少ない通りにあるのが、今回のホセのお店。
朝から飲んだくれたへべれけたちが集うのは万国共通として、この店はお酒を頼むと
カウンターに並べたマリネとかサラダ、おつまみになる小料理の類6種類がタダ!
しかも料理は大盛り!!

という訳で、実は近所の苦学生のお腹を満たすパラダイスでもありました。
演劇学校の生徒が異様に多い!!(;´∀`)

朝から夜中まで18時間も働き詰めの店主・ホセは、最近体調を崩し気味。
奥さんのマルガや従業員、そして常連客までが彼を気遣ってお店のお手伝い。
でもホセは休みません。

お客の笑顔の為、自分の誇りの為にお店に立ち続けます。
あれぇ?これ「世界入りにくい居酒屋」だよねえ?

というくらいになんだかジーンとくる回でした。


奥さんのマルガの誕生日会をお店で開いた時に、従業員からの花束のプレセントの後に
サプライズでいつもお世話になってる演劇学校の女生徒が、アカペラでハッピバースデーを
歌うのですが、これがまた実に感動的。


これは是非見るべきでしょう。

何気ない人々の生活の中にこそ、大事なものがたくさん隠れている。
そんな大切な事に気付かせてくれるような、いいお店でした。


さあ~、次回の「太っちょの街ボローニャ」はどうなる?



by onikibi | 2016-10-14 21:28 | Comments(0)

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