ぴすとんのタワゴト

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自作用にも欲しいRyzen 5 2500X



「どこから出てきた?」と思うくらい唐突にAMDから、Ryzenシリーズの
新しいCPU「Ryzen 5 2500X」と「Ryzen 3 2300X」発表されました。
しかもパソコンメーカー向けのOEMで、パッケージでの市販は無いそうです。


主にRyzen 5 2500Xを中心に見て行くと、市販されているRyzen 5 2600に
比べてコア数が2つ少ない8コア12スレッド、キャッシュ容量が9MB少ない
10MBとなっていますが、その代わりベースクロックが3.6GHz、ブースト
クロックが4GHzに引き上げられています。

一見するとコア数が少なくなった分、性能がダウンしていると見受けられ、
OEM向けにコストダウンを図った製品に見えますが、実際にマルチコア/
マルチスレッドに対応していないアプリを使う事が多い一般ユーザーには
むしろクロックが引き上げられている恩恵の方が高いと思われます。


もちろん価格次第ではありますが、当然Ryzen 5 2600より安く販売される
事は間違い無いと思いますので、案外悪い製品では無いとうか、むしろ
安いならこっちを売ってくれ!と思う製品かも。


残念ながらPCメーカーや組み立てPC向けなので、コストパフォーマンスが
良くても製品に吸収されてしまう可能性があり、ユーザーへの恩恵は少ない
可能性が高いというのが残念です。
下手をすると組み込んだPC自体が「安くないのにコレかよ!?」という
ネガティブな印象を持たれてしまう不安もあるので、出来れば単体の
パッケージとしてRyzen 5 2500Xを販売してもらいたい所です。


まあAMDとしても、PCメーカーに大量発注して欲しいが為に作ったCPU、
というのが本音でしょうけど。


何にせよRyzen発表以降、魅力的な製品が多いAMDではありますがら、
この勢いでミドルレンジのCPU市場に活気をもたらし続けて欲しいと
説に願います。



後は内蔵グラフィックスを強化した新しいRyzen APUを出して頂けたら
最高なんですけどね(;^ω^)

by onikibi | 2018-09-12 10:26 | Comments(0)

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