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映画「若おかみは小学生!」 やべーぞ!今年のNo.1映画だ!!

※注意・ネタバレしたくないけどポロリもあるよ!!※






































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え~、原作はおろかアニメも一切見てない知らない作品の映画化だと言うのに
ついつい行ってしまいました。

初っ端に書いておきますが、今の所私が今年観た映画でこの作品が一番です。
正真正銘に頭真っ新(まっさら)で見たので、本当に衝撃を受けました。
色んな意味で。
これは死ぬまでに是非一度見ておくべき映画ではないかと思います。

いや、本当にアニメもタイトルを知ってただけで、いつ放送してたとか
どんな内容だったか、主人公の顔すら記憶にありませんでした。
よくそんな映画に行ったなあ、と呆れる声が聞こえて来そうです。

本当にね、自分でもそう思うわ(;^ω^)


上映が始まって絵柄を最初に見た時は、小学生の女の子向けかと思って
いました。
実際そうなのかも知れませんが、こちとら原作の情報もテレビアニメも
全く知らないので、第一印象はさほど間違っているとは感じません。


ところが序盤の神楽の描き方からして、何だか違う違和感というか、
ある意味摩訶不思議な印象を訴えて来ていたのが、既に本作の罠では
無かったかと思います。

一応カメラは終始主人公の小学生・おっこ(関織子)を追っているのですが、
引き取られた祖母の古い旅館「春の屋」を中心に、旅館で働く中居さんや
板前さん、春の屋がある湯の花温泉に働く人々や学校の友達、それに
死に目に遭ったおっこだけに見える幽霊たちや、旅館に訪れるクセのある
お客の面々…


おっこを中心にして関わる全ての人が、彼女の成長の糧となって行く
物語です。

こう書くと味も素っ気も無いように聞こえますが、この映画の感動は
目で見て耳で聴いて瞬時に自分が全身で感じた気持ちが全てです。
まさかこれほどまでに自身が揺り動かされるとは予想もしていません
でした。


これはねえ、ホント見て下さい、お願いします、土下座でも何でもします!
…というくらい、見て貰わないと一番大事な事が伝わらない気がします。


そりゃあ良いことばかりじゃありません、むしろ小学生が若おかみ修行とか、
上手くいかない事や辛い事の方が多いですわ。当然です。
でも受け止めた本人が後ろ向きか前向きなのか、それだけで世界というものは
本当に180度変わってしまうものだという事を、改めて小学生に教わった気分
です。

ダメだな大人は、知恵が付いて言い訳ばかりに脳のリソースを割いてるわ。
それが大人とかちゃんちゃら可笑しいと、映画を見終わった後のお手洗いで
鏡を見て思い知るが良いよ。

・・・・・・・俺じゃん・・・・(;´∀`)


とまあ、本当は映画の中にあったアレやコレについて語りたい。語り合いたい。
ですがそれ書いちゃうと面白く無いので、是非この映画を黙って見て頂きたい。
見た人それぞれの「若おかみは小学生」が必ず胸に刺さるはずです。




それにしても花の湯温泉1番の大旅館の跡取り娘にして、主人公の同級生で
ライバル?の通称「ピンふり」ちゃんは、本当にアレで11歳なのか!?
確かに小学生時代から実家の店を手伝ってた私も、11歳で接客してたけどさ。
だけど彼女には脱帽ですよ!

性格悪いけど努力家で才覚に溢れてて良い奴だなんて、ピンふり…恐ろしい子…

by onikibi | 2018-09-28 16:10 | Comments(0)

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